2018年10月23日火曜日

リケーブル可能は音質的には劣化なのでは

クレカの番号を大陸企業に渡すのが怖くてAliExpressを使えなかったが、勇気を出して?使ってみた。ちゃんと品物が届いた。たくさんの人が使っているのに、これまで問題が露見していないということはクレカ情報の扱いは大丈夫なのだろう。と思ったとたんに、これまで我慢していたものをかたっぱしから買った。20発注くらい。3.5mm 4極のプラグとジャックも買った。手持ちのMDR-1AM2用の3.5mmバランスケーブルを4種類作った。既製品のケーブルとアダプタだけで構成したもの、ケーブルをプラグにはんだ付けしたもの、そしてその中間のものをふたつ。4種類でそんなに音が変わるとは思ってなかったが、ケーブルをプラグにはんだ付けしたケーブルが一番音が良かった。ケーブルの材質は同じだから、接点数の問題なのだと思う。アダプタをかませて、接点数を増やすと意外なくらい音が劣化する。
ということは、今流行りのヘッドホンのリケーブルってどうなのと思った。ヘッドホン側にmmcxとか3.5mmのメスの接点を備えるということは、それだけで音が劣化するということではないか。本当に良い音を追求するなら、良いケーブルを手に入れたらそれをヘッドホンの中のドライバに直接はんだ付けするのがいちばんよいはずだ。しかしそれをやると、余分なケーブルが売れないからオーディオメーカーが困る。結局、経済の問題に帰着するのか。すごく良いものを売ると、一度売ってそれっきりになるのでダメなんだ。少し足りないものを売って、それに徐々に付け加えるものを売り続けるのが良いのだ。あまり賛成したくない考え方だが、資本主義とはそういうものなのだろう。

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