2018年8月12日日曜日

Digital Hinoteをいじる

22年間使っていたDigital Hinote Ultra II CTS5120が壊れた。電源周りが壊れたようで、電源を入れると1分くらいは起動シーケンスが走るのだが、その後「チューン」という音を発して電源が切れてしまう。この間修理したThinkpad X31みたいにコンデンサを1個替えるとと直る故障のように思えるが、どのコンデンサを替えれば良いのか判別するスキルが私にはない。仕方がないので、予備としてとっておいたHinote Ultra CT475に出てきてもらうことにした。こっちの方が古いが、動かさないで保存しておいたので、痛みは少ないはずだ。CT475にCTS5120と同じ環境を作るとなると3日間以上かかる。それは面倒なのでCTS5120のHDDをCT475へ移植することにした。CTS5120のHDDはリムーバブルなのですぐ外れる。CT475は外装をばらさないとHDDへアクセスできない。一度HDDを交換したことがあったが、やり方を忘れてしまっていた。ネットで調べるとここのサイトが役に立った。意外とすんなりHDDは交換できたのだが、linuxが立ち上がらない。「このカーネルはPentium向けにビルドされています。486では動かないよ」とkernel panicで止まる。以前、ヒマにまかせてkernelをCTS5120用に最適化したのが徒になった。幸い、古い486用kernelもliloで選べたのでそちらで起動させた。壊れたときにいきなり落ちたのでfsckが走っている。486マシンでは60GBのHDDのfsckは時間がかかる。気長に待つことにしよう。うまく起動したら、kernelを486用にビルドし直さないとね。

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