2025年6月22日日曜日

もうじき若者が選挙に行っても無駄になる

2024年の日本の数値
全有権者数 10418万人
うち65歳以上 3625万人
うち60歳以上 4059万人
うち50歳以上 5091万人

今日は都議会議員選挙だった。公約を読むと、高齢者優先を掲げる候補者と若者優先を掲げる候補者がいた。65歳未満の人がみんな若者優先の候補者に投票するなら勝てる。しかしもうじき65歳になる人は高齢者優先の候補者に投票するかもしれない。その境目が仮に50歳だとすると高齢者と若者はすでに互角だ。時が経つにつれ若者の数の不利は増す。あと10年もすると若者が全員選挙に行っても高齢者には勝てなくなる。

プラトンとアリストテレスは一人一票の選挙制度は社会がまずいことになると警告していた。彼らの予想通り、一人一票の選挙制度は社会を破滅させることがわかってきた。投票資格試験を設けて、その人の知性が一定水準以上でないと投票できないようにしないと、未来はディストピアと化す。

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