今年の秋にwindows 10のサポート期限が切れることで騒いでいる愚かな連中が多い。彼らの当たり前は事実だろうか。
- サポート期限が切れるのは本当によくないことか
- 本当にwindowsを使い続けなくてはならないのか
どちらも間違っている。
サポート期限が切れているかどうかでクライアントPCのマルウェアに対する脆弱性は変わらない。クライアントPCがマルウェアに感染する主原因はユーザーのうっかり動作だ。クライアントPCでのうっかり動作は最新のOSだろうがセキュリティパッチをあてていようが、ユーザーが注意しないと防げない。だからOSを最新化してもセキュリティ的にはほぼ意味はない。これに気づいている人はOSのソースコードを読んで脆弱性の理由を理解している本物の専門家だけだ。通信を受けるサーバーでない限り、OSの脆弱性はほぼ問題にならない。
windowsはOSの選択肢のひとつでしかない。不便だとか危険だとか思ったら使うのをやめればよいだけのことだ。それができないと騒ぐ連中の中には「会社で使っているから」と言い訳をする者もいる。それは間違っている。社則に「社員はwindowsを使うこと」なんて定めている会社なんてない。管理システムの都合でwindowsでないと集中管理できない場合はあるかもしれないが、その場合でも情シスの管理者にお願いすればlinuxやmacにも対応した管理システムに更改してくれる可能性はある。実際にうちの会社はそうなった。その結果、windows PCは数では少数派になった。
windowsは労働生産性を落とす原因となっている。世界のGDPを1%くらい押し下げているのではないだろうか。これをきちんと数値で示せたら、どんな経営者もlinuxかmacに変えろと号令をかけるはずだ。
PCやソフトウェアを売らないといけない業界の人は、間違っていると思っていてもwindows 10のサポート切れを騒ぎ立てた方が儲かるのでそうしている場合があるだろう。それは仕方ない。証券会社や銀行につとめている人がリスクの割に儲からない商品をよくないと知りつつ顧客に勧めるのが仕方ないのと同じだ。
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